☆須藤 元気(すどう げんき)
打撃系のK-1、グラウンド系のパンクラスとフィールドを超え活躍する格闘技界のマルチ・ファイター。
須藤元気選手のデザインのオフィシャル・シルバー・アクセサリーの製作を弊社シルバークラフト部にて担当。
引退後の現在は執筆活動、映画監督など各方面においてマルチな才能を発揮されておいででございます。
「天才」とは彼のためにある言葉かもしれません。
須藤主将は来る2月11日に打撃系のK-1中量級日本代表決定トーナメントに出場します。総合格闘技系の須藤選手 が打撃系の試合に出場することは無謀とも映るかもしれません。
しかし、これが実は無謀なことではないのです。先に述べたように彼は天才であり、 生まれながらの格闘家(ファイター)だからです。従い、初戦で対戦するISKA世界王者である 小比類巻貴之選手とは間違いなく好ファイトが期待されます。私たちが望むのは初戦突破では なく日本代表となることです。そしてそれが実現されたとしても私たちは別段驚くことはないでしょう。 なぜなら、彼は天才ですから…
須藤選手はナスカの地上絵を模したタトゥを背負っています。実に精悍です。
2002年2月11日のK-1 WORLD MAXを終えて~
まずは元気さん、お疲れ様でした。そして小比類巻選手もご苦労様でした。試合結果としては3R1分27秒 小比類巻選手のKO勝利ということになりますが、この試合は単に結果だけでは語り尽くせないものがあります。 果たして小比類巻選手が総合格闘技の元気さんにここまで苦戦することを誰が予想したでしょうか? 小比類巻選手本人もしかり、観客もそして視聴者も。しかし、わたしたちは元気さんの善戦を予想していました。 それどころか元気さんは当然勝つものと考えていました。なぜなら、彼は天才だから。1Rのバックハンドブロー による小比類巻選手のダウンに場内は騒然とします。勝つと予想をしていたわたしたちもさすがに興奮し、手に汗を握ってしまいました。 しかし、結果は試合巧者の小比類巻 選手がローキック主体の攻撃に切り替え、苦戦の末勝利を収めることとなりますが、彼のダメージはあまりにも大きく、そして 翻弄されすぎました。結果はともかくとして、元気さんは天才ぶりをいかんなく発揮し、視聴者の目には 次世代のカリスマの姿が映ったことでしょう。魔裟斗選手の優勝は第一試合の元気さんが小比類巻選手に 放ったバックハンドブローによる鼻からの出血による呼吸困難から試合に集中できず、手数に劣った結果と いえましょう。魔裟斗選手の優勝は元気選手の演出によるものと言っても過言ではない。きっと魔裟斗選手 は元気さんに感謝していることでしょう。 選手の皆さん、素晴らしい試合をありがとう。